京滋奈良カテラボカンファレンス開催に際しまして

この度、京滋奈良IVUSフォーラムの活動を継承致しまして「京滋奈良カテラボカンファレンス」を発足させて頂く事になりましたことを御報告させて頂きます。我々は長きに渡りまして、京滋奈良IVUS研究会における活動を通じて知識と技術を学び、そして多くの発信をして参りました。新しく生まれ変わります京滋奈良カテラボカンファレンスでは、カテーテル治療を始めて間もない若い医師やカテーテル室に従事するコメディカルスタッフを対象と致しまして、多岐に渡るインターベンションデバイスの基礎から安全かつ適切な使用方法、そして各種画像診断の読影と活用方法を理解し、治療技術の向上を図ることを最大の目的としております。

現在、CTOを代表とする複雑病変に対するインターベンション治療は最も高い技術と多くの知識が求められています。その初めのステップとして、基本的な手技の理解とデバイス、モダリティーの見識を深め、その活用法を学ぶ機会を持つことはインターベンション治療の発展には欠かせないものであると考えております。

京滋奈良カテラボカンファレンスでは臨床に役立つ知識と経験を得られますようにプログラムを準備し、皆様方と活発な議論を行いたいと考えております。多くの皆様の御協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表世話人

京滋奈良カテラボカンファレンス
京都桂病院　心臓血管センター・内科
小林　智子